テスト盤をチェックのために聴いてるけど….、聴き入ってしまって仕事にならないw そんな名盤がこちらデス。2018年11月3日に『プロダクション・デシネ』からひっそりとリリースされます。
● Kent Funayama (ケントフナヤマ) – Boy’s Life (ボーイズ・ライフ) (New LP) ← デシネ・ショップ で詳細をチェックする
● Kent Funayama (ケントフナヤマ) – Boy’s Life (ボーイズ・ライフ) [PDLP-014] ← レーベル『プロダクション・デシネ』のサイトで詳細を見る
全然ハデじゃない(一般的には、)です、すぐに売り切れたりもしない(300枚しかプレスしてないけど、売れるなら何万枚でもプレスしたいw)と思います。レアにもならないかもしれないから転売用に買っておく必要もたぶんナイ(そんなものそもそも必要ナイww… いや、別に否定はしないケド)。
んー…、何というか、ただただ良い曲がいっぱい入った素晴らしい作品です。素朴だけど染み入る歌声、心に馴染むメロディはちょっと鼻歌ループ系かなぁ(あ、でも空気感も絶妙)、とか。シレッと「めっちゃええ」って言っちゃ感じですけど、ホントにそういうのがしっくりくる感じの”イイ”です。
これが3000円(さらに税金も!)ってことは高いのかも知れない。でも、もし気に入ってしまって長く長〜くステキな感動が延々と得られることを考えたら、あなたがたまにするであろう美味しい外食と呑み一回分の”1万倍”くらいコスパ高いかもしれない。…と、ボクは思った。と言うかリリースしようと思った時には”10万倍くらい”って思ってたけど、今ちょっと控えめにしてるw ま、そんなしょーもない換算するなよって話ですけどネ。あ、ちなみに、ボクのこの手の換算式、学生の時は”お昼ご飯代何回”、つまりお昼ご飯3~4回抜いたり、クラブイベントに1回行くのを我慢したら、LPを1枚買える!と言う感じだったので、少し成長はしていると思う。
…まぁ、レーベルとしてはもう赤字確定ですけど、当然のごとくジャケも帯も一切の妥協を許さない感じです。ボクの妥協点なんてたかが知れてるから大したことはないから何を偉そうなこと言ってんだ、って話ですが。とにかくどんな仕事でも、作品と向かい合った時の感動でその妥協できそうな点が決まっちゃうから、少なくとも自分が関わる仕事は自分の未熟な技術やアイデア、経験値とか能力程度では毎回自動的に「妥協点ナシ」が妥協点になる。と言うか、そもそも妥協の可能性や必要があるものとか、ハナからやらないなだろうって話ですけどww こういうのは残念ながら”こだわり”とかそんなカッコイイものじゃなくて、毎度必死なだけ、そして相対するものあり気なんで。あとは”好き嫌い”の、”好き”の方だけが無駄にハッキリしているだけか。
と言うことで、Kent Funayama氏の『Boy’s Life』は「めっちゃええ」作品です。
あ、余談ですが、この作品『Boy’s Life』はびっくりするくらい、狙ってるのか?ってくらいにアナログ盤向きです。最近のCDとか配信作品をアナログ化する時に、これほど尺や曲の並びの問題で悩まなかった作品はナイw 音はちゃんとアナログ用に調整してあるので、その辺も含めてじっくりゆっくりお楽しみください。