こんばんは。どうにも風邪をひいているけどその事実を認めたくないまま時を過ごして、今は治りかけなのかな?と思っているタイミングに暴飲暴食が続いて、イヨイヨ全てを認めて「体調悪い!」って宣言したくなっている今日この頃です。でも、今日もいい感じの新譜に出会ってるのでご紹介。
○ Gregory Privat Trio (グレゴリー・ プリヴァ・トリオ) – Family Tree (New CD)
フランスの海外県マルティニーク(カリブ海に浮かんでる島ですね)生まれのピアニストGregory Privat (グレゴリー・ プリヴァ)の新作、やっぱり良かったです。以前に、デシネ・ショップで取り扱っていた「Gregory Privat (グレゴリー・ プリヴァ) – Ki Kote (New CD)」もとても良かったのですが、本作も負けず劣らずの上質のメロディの宝庫です。この人の作品は、基本はジャズなんだと思うのですが、リズムがマルティニークのダンス音楽、”ビギン”のリズムっぽいものが多く、若干ユニークですけど、とにかくメロディの良さが印象的。ステキです。なんでも、お父さんが彼の地のご長寿人気バンド、Malavoi (マラヴォワ)のメンバーだったらしいです。ふーむ。
マルティニークと言えば、ピアニストのMario Canonge (マリオ・カノンジュ)もイイですね。やはり、ビギンやカリビアン、ラテンなどの多彩なリズムを取り込んで聴かせるジャズで、格好良い作品ばかりです。マリオさんとは、以前来日していた際に東京で会ったことがあるのですが、人懐こい笑顔のイイ人でした。楽しかったな。次はパリで会おう…。