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Ancient Youth Club (エンシェント・ユース・クラブ) – For Emma (フォー・エマ)

Ancient Youth Club (エンシェント・ユース・クラブ) - For Emma (フォー・エマ) (New CD)

最近知ったバンドですが、とっても良かったのでご紹介。

現在は北海道を拠点に活動している4人組のバンドなんだそうです。元々は鹿児島と北海道のメンバーが知り合って、結成されたとかなんとか…、「遠いな!」ってツッコミたくなりますけど、まぁ、現在は無事に北海道をベースに活動しているということで、この『For Emma (フォー・エマ)』と言う5曲入りのCDがデビュー作?になるようです…。

Ancient Youth Club (エンシェント・ユース・クラブ) – For Emma (フォー・エマ) (New CD)

で、音の感じですが、(なんかちょっとイヤだけどw)格好付けて分析すると、最近の日本のバンド(に限らず欧米もそうか)に多い、一応ダンス・オリエンティッドなリズムワークを踏襲しつつも、欧米のインディバンドなど、いわゆる昨今の洋楽感を感じさせるフィーリングと日本語をうまくマッチさせて、適度に電子化したアレンジを施している感じで、正直言って最近の日本のインディバンドの新譜をチェックしているとちょこちょこといる感じ(あとは、ウチの職場環境でサンプルをチェックすることが多いのは、シティポップという言葉で括られる感じの人とか多いかな…)です(ここまではスミマセン、なんだか上から目線で書いてスミマセン、そんな気は無いです)が、たまたま見かけたこの「Stay」、

と言う曲の動画を見たところ、「めっちゃええや〜ん」ってなりましたw。結局のところ、曲の良さが全てな訳だな、と思いました。この程よい憂いを感じさせるメロディと歌声もすごく合っていて「ハッ」とさせられた訳ですね。あと、「Manhattan」と言う楽曲も格好良かったですよ。このところ、あまり新譜のサンプルを聴かせていただいても何故かそんなに響かないものが続いたので久々にお気に入りです。ちなみにリリース元(流通元かな?)は大阪のFlakeさん。流石ですね。

最近のバンドの皆さん、とても上手で小慣れているのだけど、どうしても「仏作って魂入れず」と言う印象が強いと言うか…、メロディが、こう、すぐに鼻歌歌っちゃうようなメロディが残らないというか…、いや、そんなことはない、きっとみんな素晴らしいのだけど、ただ単に僕が不感症になっているだけだろう、あるいは、僕が音楽の良さがイマイチわからないだけなのだろう、と言う事で本日の総括とさせていただきます。

おしまい。

…あ、そうそう、別バンドのお話なので全然関係ないけど「Stay」と言えば、ですが、この韓国のSavina & Dronesの「Stay」と言う曲がまた圧倒的です。いや、衝撃的と言うべきか…。