musique dessinee

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Poom (プーム) – Poom (2016)

Poom (プーム) - Poom (2016))

今日は最近お気に入りの新譜を…。入荷したのはずいぶん前だったのですが、まぁ、忙しさにかまけて放置してました…。と言うことで、やっと今日「デシネ・ショップ・オンライン」に出品しました。CDは一部で輸入盤が国内流通しているのですが、アナログ盤はあんまり日本には入っていないみたい。で、これ、ちょっと前にデシネのバイトの優子ちゃん(「musique dessinee a Tokyo, 20161229 ft. DJ ilD」で一緒にDJするのでヨロシです)に教えてもらって、「ほぅほぅ」と言いながら、11月にフランスに買い付けに行く前にレーベルさんと直接交渉して持って帰ってきたブツです。あ、最後のくだり要らない?w

で、肝心のサウンドなんですが、↑ のような感じのエレクトロ、まぁ、フレンチ・エレクトロと言うべきか。ちょいブギー/ディスコ入った感じの音色で、全編格好良いのですが、キモは曲の感じがダンス・オリエンティッド過ぎずに、ちゃんと歌心と哀愁残しているところ、とか、格好付けて書くとそんな感じです。まぁ、女性のVo.の方が主で、フランス語メインで歌ってるので、必然的に甘くなるのですが、それを差し置いても「曲がいいな〜」と、ビビッと来ますね。その象徴が ↓ これ、

アルバムのオープニング曲なんですが、イントロの時点で、「や、やばいかも?」となりました。まぁ、テンポもスロウで地味な類の曲ですが、色々絶妙です。まずリズムワークから気が利いていますね、しなやか。程よく漂うソウル感とメロウネス、抑制の効いた曲調にコーラス部分のキャッチーさが対比してよく映える…。うーん、これ名曲です。ちなみにこの曲「My Licorne and Me」、タイトルに(Rework)とあるように、初期Ver.があるらしい、これ ↓

こちらは、何だか若き衝動がそのままドラマチックに走ってる感じですが、青いメロディによく合っていて、こっちはこっちでいいじゃないか、と思いました。でも、フィジカルでのリリースはない?みたい。リマスターして、7″とか切ってくれたらボクは買いますよw デシネでも2~30枚なら頑張って仕入れるよ。届かない声ですけどネ。

彼らのデビューアルバム『Poom (2016)』はデシネ・ショップで全曲試聴できるので、どうぞじっくりとお試しください。イイ物はイイ!と言うことで、絶賛大プッシュ中です。

Poom (プーム) - Poom (2016)

Poom (プーム) – Poom (2016) (New LP)
Poom (プーム) – Poom (2016) (New CD)

そうそう、最近もう一組、というかその人は一人だけども、気になっているフランスのアーティストがいて、その人の傑作アルバムのアナログ盤ももうじき入荷してきます。でも、来年ね。もう、年内はパンク気味ですからムリですヨ。